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2020年1月25日 (土)

知的財産権ハンドブックを読んで

公益社団法人 日本グラフィックデザイナー協会(JAGDA)が出している、
「グラフィックデザイナーのための知的財産権ハンドブック)」
を読んだので、記録しておく。

※重要注意事項!!
書き手は、弁護士資格を持っているわけではないので、法律の詳細は分からない。
また、罪を決めるのは裁判所であり、私でもなく、著者の弁護士でもなく、この記事を見たあなたでもない。
尚、この文章を読む前に、本記事に関する一切の紛争(裁判所の調停手続きを含む)は、知的財産権が絡むため、民事訴訟法6条1項 に基づき、東京地方裁判所を第一審の専属的合意管轄裁判所とすることに合意すること。

「グラフィックデザイナーのための知的財産権ハンドブック)」PDFファイルの入手はこちら

発端はTwitterで、直近の著作権事情にアプローチした冊子があるとの情報からだ。
↓のツイートより。

紙が100枚を超えないというのが素晴らしい。
PDFをパソコン・スマホで見るには操作につかれるから、紙で持っておきたい。
どうやって製本すればいいのかと悩んだが、両面印刷長辺止めで良かった。

内容は、基本的に著作権を含む知的財産権についての解説が大方。後ろに、裁判判例が出ている形式だ。
あれ?と思ったことを中心に記載する。

読む前に準備すべき資料:最新の著作権法の複写1部。
何条と言われた時にパッと確認が出来ずに困るので、必須と言っていい。

P26. の滓ラックの下り。

鼻歌でもその光景撮影してエビをとれば、すっ飛んでくると聞いたことがあるが・・・。

P27. 「公衆送信権とは、インターネットを背景として出来上がった」の下り。

自分が授業で習ったのは、そもそもはラジオの登場により、民衆に手広く情報がつがえられるようになった。
ラジオのお便りコーナーのような企画で、勢い余って送った作品を公開して欲しくなかったって所が発端だったと聞いているが・・・。直近の公衆送信権はかなり、インターネットの存在を意識して書かれているとは思うが・・・。

P38. ※9「著作権法逐条講義」 

これは、大変参考になりそう。

P43. 五輪エンブレム騒動 

多かれ少なかれ、著作物を生業にするのであれば、調査を行ってしかるべしと思うが。金額の多い少ない以前に、作品が家の敷居を跨いで表に出るというのはそういう覚悟をして責任を負うべきで、それが大人・社会人ではないのか。

P50. 著作人格権行使の禁止について 

応募大会の条項にこれがあるたびに、おかしいと思っていたことを、著者の団体ではNOを突き付けたという所は実にすばらしい。クリエーターに頼むと高いから民衆からタダ同然で掻き集めたものの権利を大会主催者が独占するのは、話が旨過ぎる。この条文が無効になりうると言う記載を行った勇気は素晴らしい。
例え方が悪いが、「労基で時給が決まっているけど、うちの会社の規則で時給0円で就労がルールだから」が認められないように、作って大会に応募して入賞した。経歴書に作ったものを載せて次の活動をしたら、主催者からイチャモンが来てもそのイチャモンは認められないとの明言は大きい。

P51. 公募者の入賞作品が商標に抵触して使えなくなっても、デザイナーに責任は無いことを明文化する。 

パクリスペクトオマージュコラの作品の投稿が増えそうだが、その辺の判断は主催者が責任をもって処理するとの意思表示と取ると、かなり大胆な事を言っていると思う。この明文に甘えず、ある程度は応募する方もある程度は似たものが無いかは、応募者側も調べておくべきだと思う。調べた履歴を記録することで依拠したとは言えない、偶然の一致という証拠を作っておくべきではないだろうか。(著作物で喰っていくのであればなおさら。)

経済産業省系(保護すべき)と文化庁系(使わせるべき)で1つのものの判断結果が相反するものになるという指摘が興味深い。
作った方としては、自分の作品がどう使われるか・使わせないかは自分でコントロールしたいし、使う方は面倒臭いの要らないからバンバン使いたいになる。利害相反者(ステークホルダー)の関係が見事に表れているという点が、作ったもの・使うものの関係を如実に表していて面白い。

納得いく・いかないいろいろあれど、この資料は適度にアップデートを求めたい(新しい技術や生活スタイルがどんどん登場して、法律も徐々に変わっていくから)。良い資料だった。

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