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2021年12月

2021年12月31日 (金)

WF-1000XM4 をついに仕入れた

前回に続き、ノイズキャンセリングイヤホン、SONY の WF-1000XM4 を買った。

反省しない物欲は恐ろしいものである。

理由は前回と同じく、テレビなんかいらない。年末年始は静かに過ごしたい。
でも認知症の祖母を静かにさせるにはテレビが必要。

頭痛と嘔吐・下痢の原因がアイスクリープ2個食べたことか、
ノイズキャンセリングヘッドホンのせいかの切り分けがやっとでき、
前と同じくアイスを2個食べても嘔吐・下痢・頭痛全ての症状は出なかった。
とすると、ノイズキャンセリングヘッドホンの線だけが残ったので、原因はこれだろうと。

残念ながら、ノイキャンは体質に合わないようだ。

にもかかわらず、 ノイズキャンセリングイヤホンを買ってしまったのだ。
ノイキャンイヤホンは、インナーイヤー型ではなく、カナル型。
音量調整を間違えたら、簡単に鼓膜を壊してしまうタイプ。

前回は、 WH-1000XM4 の使えなさを書いたが、 WF-1000XM4 を買うにあたり当然織り込み済みだ。

前回の苦労のおかげで、ペアリングがうまくいき Headphones Connect につながった。
チュートリアルを済ませて、イコライザーとかを全てOFFにする。
左耳のタップにノイズキャンセリング・アンビエントサウンドをOFFにする設定を入れた。

耳が詰まっている感じがすごいが、OFFでもこれだけで割と静かになる。
もちろん、ノイズキャンセリングONにすると一気に静かになるが、20分もしないうちに猛烈に頭が痛くなる。
頭の上の方は痛くないが、鉢巻きを巻いた部分が猛烈に痛い。

いつもであれば、エージングを実施するところだが、取り外した状態で15分経つと自動で電源が切れるので、
エージングには向かない。
駆動ユニットの動きが悪く、オーディオテクニカのイヤホンでは十分の音量の2/50では、
全然聞こえない。12/50ぐらいまで上げないと聞こえない。

とりあえず曲を再生してみる。まぁ、普通に聞こえるので十分だ。
MP3 96Kbpsで分からなくなる分解能しかないこの耳には。

イヤピースMでは耳が詰まる感じがするので、Sにして Headphones Connect で判定するとバツ判定になった。
密閉度が足りず、イヤホンの性能が出せないらしい。
イヤピースMに戻して、再度判定すると丸判定がでた。この詰まる圧迫感が必要らしい。
説明書によるとイヤピースを指で軽くつぶしてから装着するといいらしい。
しかし、一々スマホで装着状態を判定するのは面倒臭いな。

では、待望の WF-1000XM4 + イヤーマフ。
奥行方向がカツカツながらイヤーマフの中に納まる。イヤーマフを被る際は結構シビアになるが。
そしてBluetoothから音楽再生。行ける。オーディオテクニカの耳の棒とケーブルの妨害が無いからより静かだ。
( もちろん、戸を閉めたり床に物を落とした時のような衝撃波タイプの音は聞こえる。 )
テレビどころか、ネオスネップの攻撃的な声のキャンセリングにかなり効果がある。
狙った相乗効果が出ている。
Bluetoothは電波が弱いので、減衰して聞こえないかと思ったが、杞憂に終わった
これに、ホワイトノイズ( 例えば、https://www.nicovideo.jp/watch/sm15288784 とか)を再生しておけば、
かなりマシになる。

WH-1000XM4 でノイズキャンセリングの実力に驚いていたが、
ケーブルレスで音楽再生を実現しつつ、イヤーマフ内に納まるというのは前作ではできない芸当だろう。
値段は3万円を超えるのがネックだろうか。

ふと気になって、Bluetooth のオーディオコーデックは何か調べてみた。
スマホは Headphones Connect によると AAC でつながっているらしい。
windows10 は確認方法が無いらしい。受信側にコーデックのインジケーターがあればわかるとのこと。
多分SBCじゃないか?

前回のようながっかり感無しで、 WF-1000XM4 を使い始めることができた。
イヤーマフの中に納まりつつ、オーディオ再生できるのはデカイ。
しかしながら、値段が高い。
電池の持ちなど、長時間利用はしていないので分からない。

2021年12月 5日 (日)

音声補正

前回投稿で、受講生から「やっぱり音声が聞こえない。V・Youtuber 流行りのこのITのご時世、何とかならんの?」という声が多かった。

あっ、はい、何とかしてみます。
んで、どうしたかを記録しておく。
※私自身は、サウンドエンジニアリングの技能は0ぜロなので、手順は期待しない事。

映像付きでうまいこと音声だけを修正するのは、Ad〇beとか高いソフト使わないと難しい。
MP4はコンテナなので、

  • 映像と音声を 「 HugFlash 」で分離する
  • 音声を「 Audacity 」であれこれ直す
  • 直した音声を一度WAVEファイルで中間出力する
  • WAVEファイルを「 XMedia Recode 」を利用して再度MP4に結合する

という手順で、音声コンテナを差し替えてあげれば、元通り見られるようになる。

HugFlash は普通にダウンロードして、MP4ファイルをドラッグ&ドロップで音声抽出してあげればよい。

Audacity は、最新版の64bitを取ってきたが、歯擦音( しさつおん )を低減するthe fish fillets は64bitでは動かないらしい。
32bitの方が良かったかもしれない。( SoundEngine も取ってきたが使わなかった。 )
代わりに、Lisp De-Esser を使用する。
後、Audacity は拡張用の FFMPEG を入れること。
あと、Dust Analyzer という、 SoundEngine であれば、簡単に表示できるFFT画面を追加するプラグインを入れて有効化した。

XMedia Recode も HugFlash と同じで、特に追加インストールは不要。

Audacity に MP4 ファイルから分離した m4a ファイルを、
ドラッグ&ドロップするといつも通り、波形が出る。
次の順番で、エフェクトをかけた。

1. 増幅

クリッピングを許容するにチェックを「外す」。
増幅dBは、最初に表示された値そのままにする。

2. ノイズ軽減2回

一度目は、ノイズプロファイルの取得で消費される。
二度目で、数値を変えずに、ノイズ:低減 が選択されていることを確認して、OKボタンを押す。

3. クリックノイズ除去

数値そのままで、OKボタンを押す。

4. Lisp De-Esser

リダクションを15.0、
センシティビティーを1.0、
Highを12.0、
それ以外は変更せず、適応ボタンをクリックする。

※ あれこれいじると、プラグインなので、 Audacity を巻き込んでクラッシュする。
さっさと必要な処理は終わらせよう。もしくは、こまめにセーブしておくこと。

5. ( 笑い声などのピークメーターが大きく振れる部分を減衰 )

これは、基調講演2の藤澤さん限定。
喋り始めが大きくなる現象( 多分マイクのAGC:オート・ゲイン・コントロール )の効果を打ち消すため。
Audacity 通して分かったがあのボイトレおばさん、接続詞に入る直前に、「し」と「っ」の間のごく小さな音が入る。
マイクはそれを拾おうとして、ゲインを引き上げたところで、本題を喋り出すからデカい音になる。
SNSで”接続詞に入る直前に、「し」と「っ」の間のごく小さく言うのか?”という質問をしてみたが、
回答は付いていないものの、間の取り方を考えて作ったオリジナルだと思う。

ラウドネスノーマライズではどうにもならなかったので、丁寧に1ヶ所ずつつぶすこと。

限られた時間の中では非常に面倒手間がかかるなので、おまけ(オプション)扱いとする。

6. ノーマライズ

デカい入力の圧下げと、小さい入力の底上げをして、-1.0 dBを目標に正規化してあげる。
これでほぼ決まる。

妥協できるところまで行ったら、WAVEファイル形式で保存する。
ツールが揃ってしまえば、それほど難しくは無い。

XMedia Recode の使い方が、なかなかない。
続きは、Youtubeで! -> チャンネル登録してね -> 広告見てね 。うっさいんじゃ(#゚Д゚)ヴォケ!!

ともあれ、XMedia Recode を起動する。
Photo_20211205124502

ビデオと音声ファイルの2個をリストにドラッグ&ドロップする。
一般のところは、プロファイル:カスタム、形式MP4、ファイル拡張子mp4を選択する。
出力ストリーム形式は、映像+音声にする。
Photo_20211205124501
上の講演本体のファイルをクリックしてから、映像のタブを表示して、モード:コピーにする。
変換だと再度エンコードが走るので猛烈に時間がかかる。( これをしたくないから、 Aviutl ではなく XMedia Recode を使っている。)

音声トラック1のタブに切り替える
Photo_20211205124503
ここが複雑。出力のリストを右縦にある×ボタンでまずは消す。
次に、インポートをクリックして、音声ファイルを選択する。
ソースというリストに2つ目のファイルが追加される。
3番目に、右三角形→を押して、出力のリストに表示を復活させる。
これで準備が整う。

要するに、元ファイルの音声を使わず、補正した方の音声を使えという指示をしているのがここ。

終わったらリストのタブに飛ぶ。
Photo_20211205125601

最初は何も登録されていないので、一番上のリストの上を選択して、「リストに追加」ボタンをクリックする。
空だった、下のリストに登録されるので、上の「エンコードボタン」を押す。

変換時間はどれほどか・・・5分ぐらいだと思ったけど。
動画エンコード画面がフリーズしたような状態になるが、放置しておけば終了する。
長くなる場合は、動画本体の再エンコードが走っているので、設定に失敗している。

これで、下に黒く塗ってある場所( パス、フォルダー )に、映像と音声が記録されたMP4ファイルが保存される。
それを、好きなプレイヤーで見れば、音声が補正された動画を見ることができる。

スクショ3枚で済むことをなぜ動画にしなければならんのだ??

中間ファイルのm4aやWAVEファイルは要らなければ、捨ててしまってよい。

ーー

んで、出来たファイルを補修という形で、受講生に見ていただいたところ、

  • キンキン・フィンフィン音( 多分、残響音・反響音 )が無くなって聞き取りやすくなった
  • 升屋さんが何を言っているか分からない状態が解消して、エピソードの内容が分かるようになった
  • 指定者管理の沼宮内さんの考えがかなり図書館の役割に寄り添っててくれてよかった
  • やっとこういう内容の突込み( 議論 )ができるようになった
  • 今度は、別のノイズ( 取り切れなかった歯擦音が大きい、プツプツ音が大きい )が気になる

と言った割と好評をいただいた。

ノイズは、目立つ一つが片付くと次の一つが目立つのでキリがない。
行きつ所はノイズフロアーなので、ほどほどで妥協が必要。

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